-修理に関して-

お客様との連絡について

基本的にお客様との連絡はパソコンのEメールが中心となりますが、店主はお客様からのEメールも当店から送信しているEメールもきちんと読んでおりますが、直接Eメールが扱えませんので、Web担当が仲介しております。
(最近店主もインターネット検索が少しできるようになりました。)
ですから店主がお客様と直接ご相談した方が良い場合などお電話を差し上げることもありますので、その場合は宜しくお願い致します。

部分修理について

文字盤,風防,針交換や夜光入れ等の部分修理は、通常はOHと同時に修理承っております。
OHを行わない場合には、時計内部の状態を確認できません。
よって一年間保証の対象外とせざる得ないからです。

部品交換について

当店での部品供給には@メーカーから直接供給可能な場合A国内外材料供給店経由で供給可能な場合Bメーカーに時計を送らなければ供給不可能な場合があります。
よって見積もりをお伝えする際に、土曜日曜祝祭日を挟むことによって若干日数を頂く事や、上記Bの事由によりお預かりしないと回答できない場合があります。
また、部品の供給の関係で、当初の予定よりも時計をお預かりする期間が必要となる場合があります。

※ 部分修理部品交換に関する追記

当店では破損パーツ以外のパーツ交換(外装が少し汚れてきた、文字盤が焼けてきた等、通常使用に問題が無い場合でのパーツ交換)は、お断りしております。
時計に愛着を思って大切にして頂けるのは時計屋として非常に嬉しいことですが、「いつまでも新品同様の時計」を求めるのであれば、メーカーさんをご利用頂くのが得策だと思います。

文字盤交換について

アンティーク品で「文字盤に付いたシミを落とせますか?」と言ったご質問を受けることがあります。
その場合当店では「あまりお奨めしませんが」と言う前提で見積もり致します。
文字盤が入手困難な品であれば「文字盤交換」ではなく、外注での「文字盤仕上げ」(リダン)を承っております。
「文字盤仕上げ」は、当時の文字盤の情報からお客様の時計の文字盤に書き換え作業を行うものです。(絵画でいう模写になります。)「絵画の長期的な保存にも修復が必要であり、そういった作業を一概に模写と言うのはちょっと違うよ」と絵も時計もお好きな方にお話しを伺いましたので、カッコ内の一文には一旦打ち消しをさせて頂きます。
傷が酷かったり、入水等で文字盤がかなり痛んでしまっている場合には良いと思いますが、アンティーク品の汚れは「歴史」であり、「味わい」と受け取って欲しいと考えております。

防水テストについて

時計をしてお風呂に入ったりダイビングをする方には、電池交換やオーバーホールの際、防水テストをお奨めしております。
防水テストは防水性を強化するものではなく、現状での防水性を確認するものです。(受験生の模試のようなものです。)
よって防水テスト不可となった場合、パッキン交換等の処理は行いますが、その他料金の必要な修理が必要な場合には、その旨を含めたテスト結果をお伝えすることとなります。
ただし、防水テストを合格した物であってもその気密性がテスト状況と異なる環境で保たれるか確実なことは言えませんので、防水性能に関して保証はできません。

ニセモノ・コピー品の取り扱いについて

ニセモノ・コピー品は電池交換,バンド調整,修理をお断りしております。